今回は、ガス給湯器交換時における現場調査について解説していきます。
現場調査が必要な理由
①お客様に合った最適な提案が可能になる
お客様の生活様式に合わせた給湯器のご提案など、現地を見ないと分からない情報が手に入り、追加での提案もすることが出来るようになります。
=ポイント=
- ・メールや電話口での説明のみだと、見積作成時に必要な情報が全て把握できない
- ・実際みてみると交換ではなく修理で済ませられるケースもある
- ・オプションでの提案ができる ※配管カバーや排気カバーなど
②理解不足、把握漏れによるトラブルを防ぐことができる
メールや電話でのやりとりの場合、話す相手の理解度や知識量がことなるため、正確に伝えることは難しいものです。
口頭のやりとりだと、言ったこと・聞いたことが曖昧になりますし、メールの場合は一方通行になりがちのため、理解不足、把握漏れによりトラブルを生んでしまう可能性もあります。
顔と顔を合わせて説明する・聞いてもらう方が、行き違いをなくすためには必要だと思います。
=ポイント=
- ・自分の目で確認でき、写真など記録を残せるため、トラブルになりにくい
- ・お客様に安心感、信頼感を与えることができる
- ・対面での説明や、疑問に思ったことをすぐ確認できる
③施工の流れを事前に組み立てることでロスを削減できる
現場調査の役割として、正しい見積もりを出すということの他に、施工する場所がどんな状態かの確認も重要です。現場調査で確認をしておくと良いチェックリスト
現地調査が活きた例
現地調査が活きた例として、福田設備さんの実例記事にはこう書かれています。ケース01:
以前施工したお宅では、給湯器を設置している場所のすぐ目の前に車が停めてありました。給湯器の排気は高温になるので、車にあたると車体の劣化の原因になりかねません。給湯器の排気方向を変える排気カバーをご提案することができました。
記事引用:福田設備 やっぱり必要!見積もりは現地調査してからお出しする4つの理由ケース02:
以前施工した現場では、給湯器が大型だった上、設置スペースが壁に隣接していて作業時に工夫が必要でした。 しかし、事前に現場調査していたおかげで「手こずる」ということはありませんでした。
記事引用:福田設備 やっぱり必要!見積もりは現地調査してからお出しする4つの理由現場調査の記録のポイント
写真を撮影しておくと良い場所
・給湯器の写真・型番の写真
・リモコンの写真 台所・お風呂場
・配管全体がみえる写真
・現場の状況
実際の現場調査レポート
ミヤケンリフォーム様の記事にて、実際の現場調査の様子がまとめられていましたのでご紹介します。現場調査で撮影した写真も参考になりますので、是非ご覧ください。
https://www.miyakenreform.com/blog/2021/03/p_9788/
引用:水まわり専門店ミヤケンリフォーム 「前橋市にてガス給湯器交換の現場調査にいってきました。」