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2022 07/11 (Mon)
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【リフォーム現調シリーズ】第8弾:壁紙(クロス)の現場調査

リフォーム現調シリーズ第8回目の今回は、「壁紙(クロス)」リフォームの現場調査について、ポイントをまとめました。

▽前回の記事内容はこちらからご覧いただけます。

 

【リフォーム現調シリーズ】

【リフォーム現場調査】:壁紙(クロス)リフォームのきっかけ

壁紙(クロス)をリフォームするきっかけ

【壁の汚れ】

・経年劣化で汚れが目立ってきた

・キッチンの壁に油汚れが目立ってきた

・水回り近くの壁にカビが多くなった

 

【壁の破損】

・破れてしまった箇所を直したい

・ペットのひっかき傷が気になる

・クロスの模様がつぶれてしまっている箇所がある

 

【壁紙の効果やデザインの変更】

・部屋の雰囲気を変えたい

・子どもが落書きをしても消せる壁紙にしたい

・消臭効果の高い壁紙にしたい

 

【その他】

・他の箇所のリフォームのついでに

 

上記のように、お悩みの種類は大きく分けると4つです。

リフォームしたい場所の特性や、普段お客様が利用されているか、また今後どのようにしたいのかも含め、ヒアリングを進めていくようにしましょう。

 

壁紙の種類と特徴

壁紙は、様々な種類があり、色・デザイン・機能性によって選ぶ必要があります。

・ビニールクロス

・紙製クロス

・織物クロス

住宅で多く使われる壁紙クロスとは、「ビニールクロス」を指す場合が多く、大きくわけると2つのグレードがあります。

・スタンダードクロス

住宅などでよく使われているのがスタンダードクロスです。

特徴

・厚みがあり、壁の状態に影響されず使用することができる

・コスパがよく、リーズナブルに張り替えたい時におすすめ

・「量産型クロス」「普及品クロス」とも呼ばれることもある

相場

スタンダードクロスの1平米(1㎡)あたりは、約800円から1,500円です。

引用:リフォームのリノコ

 

参考

スタンダードクロスは下記のようなものです。

画像引用:リフォームのリノコ「壁紙を探す」スタンダードクロス

 

・ハイグレードクロス

スタンダードクロスよりも色柄質感のバリエーションや機能面に優れたクロスです。

特徴

・色や柄、質感のバリエーションが豊富

・機能性が高い(抗アレルギー、抗ウィルス、蓄光、防カビなど)

・分譲マンションや一戸建て住宅で選ばれることが多い

・「1000番クロス」と呼ばれることもある

相場

ハイグレードクロスの1平米(1㎡)あたりは、約950円~2,000円程度です。

引用:リフォームのリノコ

 

参考

ハイグレードクロスは下記のようなものです。

画像引用:リフォームのリノコ「壁紙を探す」ハイグレードクロス

 

壁紙リフォーム時の基本的な確認事項

現調の目的を理解する

壁紙における現場調査の目的【場所の特性と困りごとを理解する】 壁紙リフォームは部屋ごとの特性や、困りごとによって、壁紙の種類や下準備が異なるため、まずは、何に困っているのか、また居住者が気付かない問題点を把握するヒアリングが大切です。

 

壁紙リフォームの現調で注意すること

壁紙リフォームの現調で注意することは5つあります。

 

①図面を準備とリフォーム歴の確認

現場調査の際は、事前に図面を準備してもらうこと。

また、間取りが変更している場合があるため、リフォーム歴があるかも確認が必要になる。

 

②壁、天井の仕様・材質

足場の組み立ては必要?

一般的な住宅であれば必要ない場合が多いが、例えば吹き抜けや作業が困難な現し天井の場合、足場業者に頼んで、足場を組み立てる必要があるため、大がかりな足場が必要になりそうな時は、足場を組むスペースが確保できるかどうかをチェックし、お客様にも説明をする。

 

貼るのにひと手間かかる素材かどうか

化粧べニヤや寿楽壁、岩綿吸音板などの場合、状態を確認したり、パテで仕上げたり、ベニヤを捨て張りするなど、貼る前に1、2工程増える場合があるので、チェックすること。

壁紙のはがれやすさ

築年数が経っている家の壁紙は、上手くはがれず細かくちぎれてしまうことや、下からさらに壁紙が出てくることもある。

既存の壁紙が剝がれずらいと剥がす作業に時間が掛かってしまい、スケジュールも人件費も合わなくなってしまう。

そうならないために、お客様の許可を得たうえで、壁の一部分をカットさせてもらい、壁紙が剥がれやすいかどうかを確認できるとよい。

 

③下地の不陸や凹凸

下地がもとから不陸・凹凸がある場合、照明をあてると目立ってしまう。

間接照明や壁全体を明るく照らす照明が設置されている、もしくは設置したい場合は、注意が必要。

 

パッチテスト

お客様がどこまで壁紙の不陸や凹凸を気にされるのか反応をよく見ておくとよい。

実際に見てもらったり、写真でイメージを共有することで、仕上がり時のクレームや張り直しを少なくできる。

 

④家具や動かすことが難しいものがないか確認

大きい家具や、固定されている家具・家電、特にエアコンやピアノなど、動かすことが難しいものがないかを確認しておき、その個所の張替が必要になる場合は、家具の取り外し・移動を行う手配を、お客様ができるのか確認をする必要がある。

お客様が出来ない場合は、見積に盛り込むかどうかも確認する。

 

⑤パソコンやペットの埃対策

壁紙の張替時には、細かい埃やチリが多く出るため、養生シートで防いだとしても隙間から入り込んでしまう可能性が高い。

パソコンのような精密機械があったり、ペットが部屋内にいる場合は、移動させておくほうが良いため、お客様への説明が大事になる。

 

寸法の測定方法

基本的に測定が必要な箇所

・室内の寸法

・スイッチコンセントの位置(移設や増設が必要か)

・照明器具

・巾木の種類(木調かソフト巾木)

・脱着・移動が必要なもの(エアコン、カーテンレール、固定家具など)

・壁紙仕上げの襖の枚数

 

現場調査をする際に注意すべき確認ポイント

壁紙リフォームの際に張替えを忘れがちな箇所をまとめました。

・クローゼットや押し入れの内部

・壁紙仕上げの襖

・天窓

・ニッチ(飾り棚)

・造作出窓

・クロス巻き込みのカーテンBOX

 

まとめ

壁紙の現場調査は、部屋の形や機能によって、準備するもの・チェックする箇所が異なります。

また、一部のみ張替えの場合は、張り替え後のイメージをお客様に事前に説明し、メリットデメリットを考えたうえで決めていただくことが大切です。

後に、再リフォーム、際張り替えとならないよう、現場調査にて、リフォームの目的と部屋の状態をしっかり確認しておくことで、必要な準備や最適な提案が可能になりますので、確認漏れ・伝達漏れがないように現場調査を進めていきましょう。

また、その際には、是非情報共有アプリなど便利なツールを使っていくことをお勧めします。

 

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