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2022 03/15 (Tue)
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知っておきたい法知識!マンション建築のために

マンションをはじめとするビル建築は高度な技術を要します。

ただし、それは技術だけで完結する話ではありません。そこには様々な法律が存在します。そのため、建物を建てるためには法的な知識も必要なのです。
しかし、法体系を全部覚えるのは現実的ではありません。そこで、ここではマンション建設に必要な法律について特に必要な物を紹介しましょう。

 

都市計画法

まず最初に挙げられるのが都市計画法です。この法律は街の健全な発展のための法律。街を用途地域に分けて構成を決めているのが大きな特徴と言えるでしょう。
イメージとしては、住宅ならば住宅地、工業施設ならば工業地域に…といった具合に街を構成するように決めています。このルールによって街は無秩序にならず、住みやすく造られるとも言えるのです。
さて、マンション建築において覚えるべきなのは住居に関する地域。この法律では地域により面積の規定などもあるので、マンションを建てる立場としては、ぜひともマスターするべきでしょう。
ちなみに、マンションを建てる場合は周辺地域の利便性を考える必要も出て来ます。…と言うのも、周辺の地域の特性によって生活の利便性が変わって来るため。生活に便利な方が価格的にも高くなるので、計画段階で周辺地域の用途まで視野に入れられたら、より上質のマンション計画を立てることが可能となるからです。

建築基準法

建築基準法は建築全般に関係する法律。建築物をどの様に造れば良いかまで決められている法律なので、マンションを建てる上ではぜひとも知っておきたい法律です。
建築基準法で決められているルールは建築物のみに留まらず、建築物を構成する部材についても取り決めています。そのため、この法律に準拠して建てられた建物であれば、安心して生活することが可能となります。
また、この法律の特徴は技術の発展や災害の発生を受けて進化している点。よい例としては耐震基準がありますが、耐震基準も過去の大地震を教訓に規定を決められて、建物をより安全に、そして快適に造れる様に決められています。

消防法

建物は安全性が確保されなければなりません。特に火災などは非常に重要な問題。仮に消防について考え無しの建物を作った場合、火災の発生は建物内の人の命を危険に晒してしまいます。
消防法はそのために制定された法律とも言えます。
さて、消防法には防火に関する規定が載っていますが、特徴的なのは設備だけでなく点検に関する規定もある点。ですから、マンションを建てる立場としては、防火設備の使い勝手を点検のレベルまで知り、使いやすい仕様の建物に作る責任があると言えます。そのためには防火に関する法律…消防法を知り、建築に活かすことが非常に大切になるのです。

JIS規格の知識も便利

法律とは少し性格が異なりますが、JIS規格(日本産業規格)についての知識も非常に有用です。と言うのも、多くの建築設備がJISに準拠して作られているため。その設備の構成部材の規格まで謳っているので、その品質も分かるのです。
また、JISが分かれば使おうとする資材の性能なども分かって来ます。と言うのも、JIS規格の中でも細かく規定が分けられていて、目的に合わせることが出来るからです。
また、建築資材のカタログなどを見てもJIS規格を引用して記載されていることが少なくありません。設備の性能や品質を読み取る上でも使える知識なので、ぜひとも見ておきましょう。

法律や規格は変わって行く

さて、この様にマンション建築に関係する法律は意外に多くあるのですが、これは1回目を通したら終わり。…という性質では無いことを忘れるべきではありません。時々にはなりますが変わることがあるからです。
例えば、先に挙げた耐震性は良い例なのですが、それと同様なルールとして耐風圧性能などもあります。これは台風が襲来した場合の強度基準です。この基準も変わった経歴があります。
この様に、法律や規格は時代と共に変わります。注意をして見ておくことが非常に大切と言えるでしょう。

法律は建築士だけの物では無い

マンションを建てる側としては、時として「法律関係は建築士が知っていれば良い」と思い込みがちです。確かに現場の人間としては指示に従うのが基本でしょうから、知らずにも一応の仕事は可能でしょう。
しかし、法律の知識があれば基準の根拠が分かる様になり、より上質の仕事が可能となります。ですから、マンションを建てる側…特にその会社のリーダーは勉強をしておくべきです。

まとめ

マンション建築に関する法律について取り上げました。どの様な法律があるか、そしてその重要性がイメージ出来たことと思います。また、知っておくべきことが多いことも把握出来たことでしょう。
法的知識は現場の人間にとっては苦手意識があるかも知れません。しかし、高品質な仕事のためには不可欠な知識です。ぜひとも知識を習得し、建設現場に活かしましょう。

 

 

 

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